「未経験の業界に飛び込む時の心構え」
医療法人成松会(なりまつかい)足立耳鼻咽喉科がお届けするYARIGAI(やりがい)ブログです。
当ブログではスタッフ採用に関する情報や採用担当者が日々思うこと、応募者の方とのやりとり、スタッフの業務など、採用のみならず「働く」という事に関しての様々な話を自由にさせて頂くブログです。仕事に、就活に悩んだら読んで欲しいと思います。
採用担当者のFと申します(^^)5月よりこのYARIGAI(やりがい)ブログを投稿させていただいてます‼️
今回の題材は
未経験の業界に飛び込む時の心構え
について書いていきます。
転職活動をしていると、ふと「これまでの業界じゃなくて、全然違う世界に挑戦してみたい」と思う瞬間がありませんか?
でもその次に頭に浮かぶのは――
「業界未経験で本当にやっていけるのかな?」
「知識も経験もゼロなのに、大丈夫だろうか?」
そんな不安じゃないでしょうか?
実際、未経験の業界に飛び込むのは、まるで初めて行く国に一人で旅に出るようなもの。
ワクワクと同時に、不安でカバンの中身を何度もチェックしてしまう。そんな心境になるのも無理はありません。
私自身実は医療業界未経験から飛び込んでおります!!
今回は人事の立場から、「未経験の業界に挑戦する時に持っておきたい心構え」についてお話しします(^^)
では、始めます。
1. 不安は“準備のエネルギー”に変わる
「自分にできるのかな」という不安は、多くの転職者が抱くものです。
でも、人事目線で言えば、不安を持つ人の方が伸びやすいのかと思います。
なぜかというと、不安があると人は慎重になり、いろんな事を調べようとするからだと思います。
分からない言葉を調べたり、先輩の動きを観察したり――これらは全部、不安が生み出す行動です。
登山だって同じですよね。頂上にたどり着けるか不安だからこそ、水や食料を用意する。
不安がゼロの人よりも、むしろ慎重に動ける人の方が長く続けられます。
ただ、慎重になりすぎてその場から動けなくなったり、準備期間が長過ぎて荷物を持ちすぎるのも良くないですね(苦笑)
だからまずは「不安があるのは正常だし、むしろ武器になる」と考えてみてください。なる」と考えてみてください。
2. 完璧より“学ぶ姿勢”が評価される
転職直後に多いのが「早く結果を出さなきゃ」「一人前にならなきゃ」という焦りです。
でも実際、未経験で入った人に周囲が求めているのは“即戦力”ではありません。
採用する側からすると大事なのは、
「分からないことをそのままにしない事」
「素直に吸収しようとする姿勢」
この2つじゃないかなと思います。
逆に、経験者でも「自分は知っている」という態度を崩さない人は、
かえって馴染めずに辞めてしまうこともありました。
完璧を目指すより、まずは学ぶ姿勢を見せること。
これが未経験転職の最初の評価ポイントです。
3. これまでの経験は必ず“翻訳”できる
「未経験だから、これまでのキャリアは無意味」と思う人もいますが、それは違います。
どんな仕事にも共通する力があって、それを“翻訳”して新しい仕事に当てはめればいいんです。
たとえば:
- 接客経験 → 人の要望を察する力
- 営業経験 → 信頼を築く会話力
- 事務経験 → 正確さや段取りの力
実際、面接で
「自分はこの業界は初めてですが、これまで前職の能力・経験をこれからの仕事に活かせると思っています」
と言える人は強いです。
だから「ゼロからの挑戦」ではなくて、
「持っている経験をどう活かすかの再設計」と考えると気持ちが楽になるんじゃないのかな?
4. 比べるのは周囲じゃなく“昨日の自分”
未経験で入ると、
最初は「周りは全部知っているのに、自分だけが分からない」と感じる瞬間があります。
私自身周りと比べてすごく不安を感じる事が多くあります。
でも、そこで周囲と比較して落ち込む必要はありません。
比較対象は“昨日の自分”。
昨日より1つ新しいことを覚えたなら、それだけで十分成長です。
おすすめなのは「週報を作成する」
週報と言っても固くなく何をしたのかなどを記入しておくことで
見返した時に「あ、自分、結構進んでるじゃん」と気づけます。
5. 頼ることは甘えじゃなく、信頼を築く行動
「こんなこと聞いていいのかな」と遠慮してしまう人は多いです。
でも、未経験者が抱える疑問の多くは実は、経験者にとっては“数秒で答えられること”が多いと思います。
むしろ、わからないまま放置してミスをする方が自分自身の信頼を失うことに繋がります。
ポイントは「調べたけど分からなかった」と一言添えて質問すること。
この一言で、相手の印象は大きく変わります。
しかし、なんでもかんでも聞いたらいいものではありません。
聞いた事を覚える為の「メモをする」事、
同じことを何回も聞かなくても良いように自分で学習する姿勢も大事です。
人は“教えた相手”を気にかけるものです。頼ることで信頼関係が少しずつ積み上がっていきます。
6. 転職はゴールじゃなく“スタート”
内定をもらった瞬間、「これで一安心」と思うかもしれません。
でも、転職はゴールではなく新しいキャリアのスタートです。
新しい業界に飛び込むのは、まるで知らない街で生活を始めるようなもの。
最初は迷子になったり、地図を見ても道が分からなかったり。
でも歩いているうちに、気づけば自分の生活圏になっていきます。
大事ことは「最初から全部分かろうとしないこと」
「わかったふりをしないこと」
少しずつ慣れていけば、気づいた時にはちゃんとその業界の人になっています。
一歩を踏み出した時点で大きな進歩
未経験の業界に挑戦する時に大切なことは
- 不安を準備のエネルギーに変える
- 完璧より学ぶ姿勢を大切にする
- これまでの経験を“翻訳”して活かす
- 比較対象は昨日の自分にする
- 周囲に頼ることを恐れない
そして何より、「やってみたい」という自分の気持ちを信じること。
挑戦する気持ちを持って一歩を踏み出した時点で、もうキャリアは動き出しています。
その勇気こそが、転職で得られる最大の成果なのかもしれません。
まとめ
皆さん今回の内容いかがでしたか?
新しい事に挑戦することはワクワクもあるけど,
その反面すごく不安、心配などネガティブに感じてしまう事もあると思います。
私自身も転職を決めた時すごく不安にかられました。みんな少なからず頭によぎることだと思います。
でも覚えてほしいのは、あなたが感じているその不安は、決してマイナスじゃないということです。
むしろ、行動するためのエネルギーになります。
しかし、人身の人生一度きり、このままで良いのか?と感じた時、
それこそ挑戦したいと思えた時点でそれだけで既に大きな一歩を踏み出せています。
少しずつで構いません。まずは今日学んだことを、明日1つでも実践してみてください。
あなたの挑戦を応援しています。
この記事が、未経験でも新しい一歩を踏み出す勇気になれば嬉しいです。
今回も最後までありがとうございました。それではまた、次回のブログでお会いしましょう!(^^)
