風の時代に考える、生き方や働き方
医療法人成松会(なりまつかい)足立耳鼻咽喉科がお届けするYARIGAI(やりがい)ブログです。
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風の時代に考える、生き方や働き方
4月中旬となり、桜吹雪が過ぎ去り、街はすっかり新緑の装い。なんだか気分も一新しますよね!新年度が始まり、新たな挑戦が始まる季節ですね。テレビでは入社式や入学式の話題が多く、新たなスタートだなぁと感じます。
そんな中最近よく耳にする「風の時代」という言葉があります。よく入社式、入学式、新年会などで聞く言葉ですね(^^)「風の時代」なんとなく新しい時代の幕開けっぽいイメージはあっても、「土の時代」と何が違うのか、具体的にどんな変化が起きているのか、ピンと来ない方もいるかもしれません。
そんな今回は「風の時代」って何?その前の約200年間続いた「土の時代」とは?について書きたいと思います。
「風の時代」
占星術では、木星と土星が約20年ごとに重なる「グレートコンジャンクション」という現象が、社会の大きな流れを示すと考えられています。さらに、このグレートコンジャンクションがどの星座で起こるかによって、約200年ごとに「火・地・風・水」の4つのエレメントを巡る「グレートミューテーション」という、より長期的な時代のサイクルがあると言われています。
2020年12月22日、このグレートコンジャンクションが「水瓶座」で起こりました。水瓶座は「風」のエレメントに属するため、ここから約200年間は「風の時代」に入ったとされています。グレートコンジャンクションが起きた星座によって来る時代がきまるってことですね。(^^)
前回の「土の時代」の特徴は?
では前回の土の時代では以下の事が重要視されていたのか?
- 物質的な豊かさ: 目に見える資産や財産を持つことが豊かさや成功の象徴とされました。
- 安定性: 終身雇用や年功序列といった制度に代表される、変化の少ない安定した環境が重視されました。
- 所有: 土地、家、車などの有形物を所有することが、経済的な基盤やステータスを示すと考えられました。
- 目に見える成果: 具体的な実績や数値で示せる結果が評価の基準となり、プロセスよりもアウトプットが重視される傾向がありました。
- 階層的な繋がり: 階層的な組織構造や上下関係が重視され、権威や伝統が尊重されました。
- 勤勉と努力: コツコツと努力を積み重ねること、耐え忍ぶことが美徳とされ、成功への道筋と考えられていました。
安定や安心などを目に見える物質的な豊かさが重視されていた時代みたいですね。車・家・土地などそれぞれを所有することで特別な意味合いもあるそうです。
「土の時代」において車・家・土地は単なるモノではなく、生活の安定、社会的地位、家族の絆、そして自己の確立といった、様々な価値観や願望を体現するものだったんでしょうね(^^)
また変化より現状維持である保守的な傾向にあるため、改革や急激な変化に伴うリスクは避けようとします。変化の少ない安定した環境を守ろうとする傾向ですね(*^^*)
「風の時代」の特徴
次に風の時代では何が重要視されると言われるうでしょうか。
- 目に見えないもの: 知識、情報、コミュニケーション、知性、精神性、人間関係、ネットワーク、アイデア、創造性など、形のないものが重要視されます。
- 自由と多様性: 個人の自由な発想や生き方、多様な価値観が尊重されます。
- 変化と柔軟性: 変化を恐れず、新しい状況や情報に柔軟に対応する力が求められます。
- 横のつながり: 上下関係ではなく、フラットで 平行な人間関係が重視されます。
- 共有と分かち合い: モノを所有するよりも、共有したり、体験を分かち合ったりすることが重視されます。
- 個性と自己表現: 自分らしさを大切にし、個性を発揮することが重要になります。
先ほどの「土の時代」とは打って変わって重要視されるのが変化していますね。
個人の自由と多様性が尊重されることで型にはまった生き方や一つの価値観に縛られることなく、それぞれの個性や才能を活かし、自分らしい生き方を追求していく。「土の時代」の変化の少ない安定した環境よりも自由に変化を恐れない考え方ですね。
土の時代では、どちらかというと集団性や同質性が重視される傾向にありましが風の時代は「個」の時代と言われ一人ひとりが持つ独自性が尊重され、多様な価値観が認められる時代へ移管されていきます。
また車・家・土地といった目に見える物質的な豊かさよりも知識、情報、コミュニケーション、知性といった目に見えないものを重要視する傾向です。
どうやって生きていく?
では今後「風の時代」ではどのように生きていけばよいのだろうか?
以下のことを意識して生きてみたらどうでしょうか?
- コミュニケーション能力を磨く: 目に見えない「つながり」が重要になる風の時代。自分の考えを分かりやすく伝え、相手の意見を丁寧に聞くコミュニケーション能力は、人間関係を豊かにし、チャンスを引き寄せます。
- 変化を楽しむ柔軟性を持つ: 変化が起こりやすい時代だからこそ、変化を恐れず、むしろ楽しむくらいの柔軟な考え方が大切です。「こうあるべき」という固定観念を捨て、新しい状況に合わせて臨機応変に対応する力を養いましょう。
- 自分の個性を大切にする: みんなと同じである必要はありません。自分の好きなこと、得意なこと、大切にしたい価値観をしっかりと持ち、それを表現していくことが重要になります。個性を磨き、自分らしい生き方を探求しましょう。
- 精神的な豊かさを追求する: 目に見える物質的な豊かさだけでなく、心の充足感や精神的な成長を大切にしましょう。瞑想やマインドフルネスを取り入れたり、芸術や自然に触れたりする時間を持つことも、豊かな人生を送る上で重要です。
個性が重要視される時代だからこそ、相手に対しても「こうあるべき」など固定観念は捨て、相手の個性も尊重できるといいですね。
まとめ
今日は少しスピリチュアル(?)なお話、「風の時代」についてご紹介しましたが、いかがでしたか?(^^)
「物が大事な時代」から「心やつながりが大事な時代」へそんな風に価値観が変わってきてる今だからこそ、私たちの働き方や生き方にも新しい風が吹き始めているのかもしれません。
「絶対こうじゃなきゃ!」という思い込みをちょっと手放してみるだけで、ふっと心が軽くなったり、「あ、こういう働き方もアリかも」なんて思えるようになったりしますよね。
実際、当院でも色んな個性を持ったスタッフが、それぞれの得意を活かして日々頑張ってくれています。みんなが同じじゃなくていい、むしろ違うからこそ助け合える──そんな職場づくりが、これからの時代に合っているのかもしれません。
「自分らしく働くってどういうことかな」「このままでいいのかな」そんなふうに考えている方がいたら、ちょっとだけ立ち止まって、自分の“風”を感じてみるのもいいかもしれません。
読んでくださった皆さんが、「風の時代」を少しでも前向きに、そしてしなやかに楽しんでいけたら嬉しいです♪
それではまた、次回のブログでお会いしましょう!