看護師業務
医療法人成松会 看護師の業務内容
こんにちは、当ページをご覧頂き有難うございました。2024年1月時点ですが、足立耳鼻咽喉科の看護師は四日市院・伏見院ともに2名体制で診療を行っております。
入職前の不安を少しでも少なくする為にも、看護師から見た詳しい業務内容や雰囲気などをお伝えして参ります。
業務の流れ
診察が始まるまでにしておく準備業務
- 前日使用した物品の整理、ネブライザーの準備、検査室やレントゲンの準備
- 予約された患者さんの確認
- 医師や他スタッフとの連絡事項
- オペに使う備品の確認
- 物品発注の確認
このように、スムーズに診療が始められるよう事前準備をしっかり行います。
また物品中心に思われますが、医師や他のスタッフとの連携が非常に大切ですので、上手くコミュニケーションを取れるよう配慮しています。
診察開始が始まってから行う業務
- 患者さんの呼び込み
- 器具を医師に渡す等、診察の介助
- 診療内容を前もって患者さんに声がけする
- 子どもさんの場合は、診察中に動かないよう介助する
- レーザー手術の介助など
- 患者さんの病気や治療に対する理解を深めて頂く為に、ICT機器を用いたアフターカウンセリングを実施
たくさんの患者さんが来られますが、患者さんの訴えやご要望などは人それぞれです。お一人お一人にしっかり寄り添えるようどんな方なのかを頭に入れて臨むようにしています。
またお子さんの患者さんも多く、怖がって泣く子もいますし暴れる子もいます。耳鼻科は処置器具が多く、どうしても怖いイメージが先行しますので、大丈夫だという事を子供目線で伝えられるよう努力しています。
泣いているお子さんでも診察が終わると、「ありがとう!」と笑ってお話をしてくれます。その瞬間は本当に嬉しいので、安心安全に診療が行われるよう、サポートしています。
診察終了後の主な業務
- 使い終わった器具などの洗浄や整理をします
- 薬やワクチン、備品などの発注業務
- 医師や他のスタッフとの振り返り
事務員さんは事務業務でもう少し残りますが、看護師はここで業務終了です。
日頃気をつけていること
たくさんありますが、看護師は診察室内がメインの職場です。安全な環境で安心して診察を受けて頂けるよう準備も大切ですが、最も大切なことは「患者さんの気持ちに共感し、寄り添う事」だと考えています。
具体的に注意していることは、
- 診察中の患者さんの不安軽減の為、今から何をするのかがわかるように前もって声がけをしています。私たちには当たり前の事でも、患者さんには非常に不安である場合が多いので特に意識しています
- お子さんの場合は年齢などによって理解力が違いますので、本人に応じた声がけを心がけています
- 診療内容や病気の補足説明的に行っている”アフターカウンセリング”時や、採血時にはなるべく多く会話するように心がけています。
現在取り組んでいる事
アフターカウンセリング時に患者さんに病気や治療の事などを理解して頂けるよう、コミュニケーションの適切な取り方を勉強しています。院長や他のスタッフに確認したり、本などを読んで(読書は得意ではないですが笑)話し方を研究します。
*参考:アフターカウンセリングとは?
看護師や事務が行う補助的な説明。クリニックが忙しい時期、医師の説明が不十分で理解出来なかった時などに、診察終了後にスタッフが補足説明を行います。
まとめ
当院の看護師の業務、大体おわかり頂けましたでしょうか?
耳鼻咽喉科という科目の特性上、診察や処置の患者さんの数は内科などに比べて多くなります。また、花粉症時期などの繁忙期になれば、さらに忙しくなりますね。
診察室内での医師の補助的な仕事、注射業務、ネブライザーの説明など患者さんと触れ合う機会も多くなりますので、お話するのが苦にならない方が多いようですね。
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