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ブラック、ホワイト、どっちの働き方を選びますか?』

[2023.06.05]

医療法人成松会(なりまつかい)足立耳鼻咽喉科がお届けするYARIGAI(やりがい)ブログです。

当ブログではスタッフ採用に関する情報や採用担当者が日々思うこと、応募者の方とのやりとり、スタッフの業務など、採用のみならず「働く」という事に関しての様々な話を自由にさせて頂くブログです。仕事に、就活に悩んだ時何かの助けになれば幸いです。

こんにちは、採用担当者の岡本と申します。コロナ感染自体はまだまだ収束してませんが、社会はようやくウィズコロナへ向かう動きを見せています。引き続き充分に感染対策は講じながら、経済や生活に前向きに取り組んでいきましょうね。


本日のテーマは、

「ブラック企業、ホワイト企業、どっちを 選ぶ? 」

 

いきなりの二択から始まりましたが、これを見たアナタは迷わずこう答えるでしょう。

「何言ってんのよ!ホワイト企業に決まってるでしょう!」

ブログでも怒られるんかい!とビビりながら続けますが(笑)、そうですね、誰もがホワイト企業を選ぶに決まっています。こんな事を今日のテーマにしたのは、数日前にある方の記事を見たからです。かいつまんでお話します。

ブラック企業から念願のホワイト企業に転職を果たしたS子さん。前職とは違い、仕事もユル目でほぼノー残業。これなら永久就職できると感じたそうですが、数か月経った時こう感じたそうです。

「辞めたい・・・」

ええ~、なんで!誰もが選ぶホワイト企業だったのに、何故?一体何があったの? 

 

働くって何だろう?

話は変わりますが、あなたが仕事をする目的は何でしょうか?

人それぞれだと思いますが、一般的にまず思い浮かぶのがお金ですね。中にはお金がすべてだ!と主張する方もみえますが、最低限生活する為の糧を得るのには仕事は必要です。またお金よりもプライベートな時間を最優先したいという方も今は多いと思いますので、残業の有無などが選択のポイントになりそうです。

このように自分に合った様々な条件下でより条件の良い職場を探すわけですが、給与が高い企業に共通するのが労働条件の悪さやノルマなどの過酷さ。ですので給与だけに惑わされずに、自分に合った職場を探すようにする必要があります。

働くことの意味合いはもう充分おわかりだと思いますが、どちらにせよ、ブラック企業はなるだけ避けてホワイト企業に就職したいというのが共通の願いだと思います。

 

ホワイト過ぎると逆に満足出来ない?

前項のようにホワイト企業と巡り合うのが最大の目的になりますが、ここで興味深い事を聞きました。誰もが羨むホワイト企業で、冒頭に書かせてもらったように意外な事が起こっています。

会社の条件はいいのに満足感が少ないとか、仕事の時間が全く過ぎていかないとか、仕事は順調なのになぜか自己達成感がないとか。一見贅沢な悩みですが、実際にこういう理由で退職していく方が多いというのです。

ブラック企業はもちろんダメですが、意外と仕事の面白さや達成感は実感できる場合もあります。私の前職は医薬品営業マンでしたが、今思い出してもなかなかのブラックでした(笑)。ノルマ至上主義、未達成なら辞めていけ!と上司からの罵声など日常茶飯事でした。

本当に辞めたい!と思った事は何度もありましたが、一緒に働く仲間に恵まれた事や、半端ないノルマを達成した時の喜び、お得意先に感謝された時の自己肯定感や貢献感はたくさん味わえました。そう考えると、賃金や労働時間、職場環境が良いだけでは足りない何かがあると思わざるえません。一体それは何でしょうか?

 

満足感を得られる仕事とは?

一言で言い切るのは難しいですが、ポイントは自己成長他者貢献ではないかと考えます。

達成感と自己成長が実感できる職場

お金や休みも大切ですが、それが満足できるレベルなら幸せかと言うと実はそうではないのではないようです。

ある生物学者の方がこう言っていました。

「生命の本質は種の保存とたゆまぬ進化。常に変わり続ける自然環境に、的確に対応していかなくてはならない。しくじればその種は絶滅してしまう。地球上のあらゆる生命は進化を義務付けられているのです」

人間も例外ではなく、常に進化・進歩していきたいという性質を持っています。お金と時間面で満足が出来る職場でも、自分の成長を感じ取れないようでは満足感を得られないのではないでしょうか?

少し高い目標に向かって日々努力していき、目標をクリア出来た達成感も重要ですし、それによって自分の能力が上がったという実感を欲する生き物だと思います。

誰かの役に立っているか?

人は本能的に自分が一番大事ですので、自分の欲求を満たせればそれで良いように思いますが、誰かに凄く感謝された時に嬉しかった!という経験はないでしょうか?

社会的な生き物である人間は、他者の役に立つことにも大きな満足感を得ます。自分の作った製品を使ったおかげで不便が解消出来たり、提供したサービスがその人を幸せにするケースも非常に多いと思います。

困っている誰かの役に立つ、悩んでいる誰かを助けることは一見自分に関係ないように思いますが、実は自分のためになっているのです。

 

まとめ

最後までお付き合い頂き、有難うございました。本日は「ホワイト企業なら大丈夫?本当の働き甲斐とは?」というテーマでお話を進めてきました。いかがでしたでしょうか?

働き方改革と言うのは簡単ですが、よく考えて行わないととんでもない結果になる危険性もあるということですね。経営者も働く側もよく考えねばなりません。

職場は起きている時間の大半を費やす、重要な場所でもありますので、自分の価値観に合った職場を選んで頂きたい。当院もその候補に入れて欲しいと思います。


それでは、また来週!

 

 

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◇ 編集後記

人間って身勝手でどうしようもない部分もありますが、我欲を捨てて他人の為に尽くすことも出来る素晴らしい部分も同時に持ち合わせています。本当に興味深い生き物ですね。

困っている方を助ける事の出来る人間、悲しんでいる人に寄り添える人間になりたいと思います。


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法人理念 「 安心・安全で人に優しいクリニックをつくり、地域社会に幸せの循環を創る 」


1.足立耳鼻咽喉科 四日市本院:三重県四日市市羽津山7-8

2.足立耳鼻咽喉科 伏見クリニック:愛知県名古屋市中区栄1丁目2-3 プラウドタワー名古屋栄2F

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